大阪府河内長野市にある、お産ができるおうちの中の小さな助産院です

妊娠中からこころとからだ、
ホッと元気に過ごせますように
産み育むに寄り添います
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ブログ

 

2024/06/18
「なぜ助産院をしようと思ったんですか?」  

先日、看護学生さんに聞かれました


過去にも

「なんで助産師になろうと思ったんですか?」

って聞かれました


たくさんの人のお産を支える病院の存在も大切

それが、助産院のお産の安全をも支えている


病院勤務してた時も

授乳相談の外来とかで

必要時は長く関わることができていたけど


妊娠してから産後まで

ママが安心して過ごせるのは

長い期間、継続して助産師が関わっているかどうかは大きいと感じていた


だからいずれ地域には出たいと思ってた


でも自分が開業するなんてそんなそんなと


地方に引っ越したりしてから

関西に戻ってきた時に

たまたまお産で関わったママさんと再会


その時の赤ちゃんが幼児になり

性教育のことで悩んでると話してくださった


それがきっかけで

開業しよかってなったわけで


いま思えば、

お産や産後健診で終わりでなく、

あの時のこの子がこんな大きくなって

今こんなことで悩んでるって話してくれて

こういう関わりをしていきたいって

思ってたんだなーって



そもそも助産師になろうと思ったきっかけは、5歳の時


母の妊婦健診についていき

母親教室でみたお産の映像

「おまたからでてきてるー!」

母に口をおさえられた笑

子供なりの衝撃と感動


進路を考えるとき

看護かな、

いや、助産師になりたいんやった!



助産師の仕事が楽しくなってきた頃、

それまでの短い人生の中でだけど、

どん底を経験した時に私を救ってくれたのも

助産師の仕事でありお産だった


こんな私でも

人生で一番ともいえる幸せな場面に立ち会わせてもらえるんや

「おめでとう」って心から言えたやんかって


余計なことを考える暇を与えなかった赤ちゃんたちに

ありがとうだった


なんとも言えなくて

泣けてきた夜勤明け


だから

正義感とかでもほんとなくて

自信があるわけでもほんとなくて


私がプライベートと同じく

広くて浅いが苦手で

狭く深く

ママさんと密に関わっていたいなという、

それだけなんです

それだけでやってます